別注 アルチザンコート【11月27日頃出荷】
【 8/31(月)23:59まで 】
限定数でオーダー受付いたします。
◆お届けスケジュール◆
11月27日頃出荷予定
*革や資材、職人さんのスケジュール次第で、注文を一時ストップさせていただく場合がありますので、ご了承ください。
“かっこいい”をつくる職人に向けた
アルチザンのための究極のレザーコート。
髪を切る所作。道具を扱う手つき。そして、スマートに整えられた装い。
ものづくりに携わる職人は、かっこいい。なかでも、人の身だしなみを整え、その人らしい魅力を引き出す理美容師は、ひときわ格好いい存在です。
そんな理美容師をはじめ、日々の仕事を通して“かっこいい”をつくり続けるアルチザンのために、PREPPYがaruciへ持ち込んだのが、究極の仕事着をつくるという構想でした。
ベースに選んだのは、約100年前のフランスで、馬の仲買人たちが仕事着として羽織っていた「マキニョンコート」。本来はリネンやモールスキンで仕立てられる無骨なワークコートを、フランスの名門タンナー「ANNONAY(アノネイ)」の希少な茶芯ボックスカーフで製作しました。
表面は端正な黒。その奥には、着込むほどに顔をのぞかせる茶色が潜んでいます。
コート1着に使用する革は約2頭分。肩から裾までの大きなパーツを1枚革から裁断し、エッジは茶芯の断面が見えるカットオフ仕様で仕上げました。
職人のためにつくられた100年前のワークウエアを、現代のアルチザンのためのレザーコートへ。
私たちは、これを職人に捧げる1着として「アルチザンコート」と名付けました。

CHAPTER 01
100年前の職人服を、現代のアルチザンへ。

デザインのベースとなったのは、約100年前のフランスで着用されていた「マキニョンコート」です。
マキニョンとは、馬の仲買人のこと。まだ自動車が広く普及していなかった時代、各地を行き来しながら馬を商う人々が、仕事着として身に着けていました。
身体を包み込むような長い着丈と、裾に向かってゆるやかに広がるシルエット。装飾を抑えた端正な佇まいは、実用から生まれたものでありながら、現代の街やサロンにも自然と馴染みます。
職人が働くためにつくられ、その姿を凛々しく見せてきた服。
その背景は、理美容師やトリマー、フローリストなど、手を動かして価値を生み出す人のための道具を手掛けてきたaruciのものづくりとも重なります。
かつての馬商人から、現代の理美容師へ。
時代や仕事は変わっても、職人のための服という本質は変わりません。
CHAPTER 02
布ではなく、革でつくる理由。

本来、マキニョンコートに使われるのは、高密度に織られたリネンやモールスキン。レザーで仕立てられることは、ほとんどありません。
その定石をあえて外し、今回はコート全体をカーフレザーで製作しました。
レザーを選んだ理由は、その圧倒的な存在感だけではありません。
表面が滑らかな革は、織物に比べてカットした毛が繊維の間へ入り込みにくく、付着しても払い落としやすいのが特徴です。水分や薬剤などが付着した際にも、染み込む前であれば表面を拭き取りやすく、サロンワークに適した実用性を備えています。
もちろん、革を水や薬剤から完全に守るものではありません。付着した場合は放置せず、速やかに乾いた柔らかな布で拭き取ることが大切です。
職人の姿を引き立てる格好よさと、仕事着として求められる扱いやすさ。
その両方を求めた結果、レザーという答えにたどり着きました。
CHAPTER 03
名門アノネイの革を、惜しみなく2頭分。

使用したのは、フランスのタンナー「ANNONAY(アノネイ)」が手掛けたボックスカーフです。
仔牛の原皮をクロムなめしで仕上げたボックスカーフは、表面がきめ細かく滑らかで、上品な光沢としっかりとしたコシを備えています。
今回選んだのは、そのなかでも一度茶色に染めた革の表面を、さらに黒く仕上げた希少な茶芯レザーです。
カラー名は、フランス語で黒を意味する「NOIR(ノワール)」。ただし、単なる黒ではありません。表面の黒の奥に茶色が潜み、見る角度や光の当たり方によって、濃い焦げ茶色のような奥行きを感じさせます。
さらに、肩から裾までの大きなパーツを1枚の革から裁断。フロントとバックを合わせ、コート1着につき約2頭分のカーフを使用しています。
大きな面を細かく継ぎ合わせるのではなく、1枚革ならではの伸びやかな表情を生かす。
革の質だけでなく、その使い方まで贅沢を尽くしました。
CHAPTER 04
ショップコートとしても羽織れるように、1.0mmという答え。

このコートは、特別な日にだけ着るためのものではありません。
休日の街着としてはもちろん、サロンに立ち、施術を行う時間にもショップコートのように羽織れること。それが、開発当初から目指していた姿です。
最初のサンプルに使用した革は、厚さ1.4mm。レザーらしい重厚感は十分にあったものの、硬さと重量があり、施術中に着続けるには動きにくさが残りました。
そこで、素材の存在感を失わないぎりぎりの厚さを探り、革を0.4mmすいて1.0mmに調整。
薄くしすぎれば、茶芯ならではの力強い表情や耐久性が損なわれる。反対に厚すぎれば、腕や身体の動きを妨げ、仕事着として気軽に羽織ることができません。
理美容師の細かな動きに無理なくついていきながら、レザーコートらしい重厚感と美しい落ち感を残す。
オンでもオフでも着られる1着を考え抜いた末に導き出したのが、1.0mmという厚さです。
CHAPTER 05
アルチザンが着るから、細部にも理由がある。

一般的なレザーウエアでは、革の端を内側へ折り返す「ヘリ返し」によって、断面を見えないように処理します。
このコートでは、襟やフロントなどのエッジを、あえて切りっぱなしのカットオフ仕様にしました。
黒い表面と、その内側に残された茶色。革の断面を見せることで、茶芯レザーで仕立てた1着であることを、ひと目で伝えます。
カットオフは単なる装飾ではなく、素材そのものをデザインとして見せるためのディテールです。
ボタンには、天然素材ならではの深い艶を持つ水牛角を採用。

内装は、袖通しと着心地を考慮した総キュプラ仕様。

見える部分の美しさだけでなく、仕事中の動きや着用感、長く使うための耐久性まで考える。
aruciが培ってきた“職人による、職人のためのものづくり”を、細部へ落とし込みました。
CHAPTER 06
仕事の時間が、革の表情になる。

このコートは、購入した瞬間が完成ではありません。
袖口やポケットの縁、ボタンまわり。着用を重ねるほど、日常的に触れる場所から表面の黒がゆっくりと擦れ、その奥に隠れていた茶色が姿を現します。
どこに茶色が現れ、どのような濃淡になるのかは、着る人の身体や動き、仕事の仕方によって異なります。
サロンワークで生まれた擦れも、道具を持ち運ぶ際についた小さな傷も、その人が積み重ねてきた仕事の記録。
端正な黒いコートは、年月とともに黒と茶が混ざり合う、味わい深い一着へと育っていきます。
特別なクリームを塗り重ねる必要はありません。水や湿気を避け、付着した毛や汚れをこまめに落としながら、ただ着続けること。
手入れによって新品の美しさを保つのではなく、使うことで自分だけの美しさをつくっていく。
究極のかっこいいをつくり続けるアルチザンとともに、完成へ近づいていくコートです。
BARBER’S IMPRESSION
バーバーの所作まで、絵になる1着。

本誌でもおなじみの『ウルフマンバーバーショップ』オーナー、曽原 猛氏に実際に着用してもらい、その印象を伺いました。
「ロングコートは、身長が高い人が着てこそ似合うイメージがあったので、170cmくらいの自分だと少し不安だったんです。でも、これは思った以上にしっくり着られました。
裾に向かって広がるラインには、ヨーロッパのミリタリーウエアのような雰囲気があっていいですね。
バーバーはもちろん、美容師さんがおしゃれに着こなす姿も想像できますし、女性がすらっと羽織っても格好よさそうです。
ドレッシーにも着られるし、今日のようにTシャツの上からシンプルに羽織るのもいい。着こなしの幅が広いのもうれしいですね。
革も本当に上質なので、これから着込んで、どんなふうに育っていくのか楽しみです」
曽原 猛
『WOLFMAN BARBER SHOP』オーナー。クラシックなバーバーカルチャーを現代的な感覚で表現し、ヘアスタイルからファッション、空間づくりまで一貫した美学を貫く。Men’s PREPPYをはじめ、ファッション誌など数多くのメディアにも登場する、日本のバーバーシーンを代表する存在。
aruci × CLUB PREPPY
職人による、アルチザンのためのものづくり。
『aruci』は、美容師や理容師をはじめ、日々手を動かして働く職人のためのバッグやエプロン、シザーケースなどを手掛けるブランドです。
大切にしているのは、見た目だけの美しさではなく、使う人の動きに寄り添う“用の美”。
革、生地、金具の選定から、パターン、厚み、縫製方法まで検証を重ね、実際に現場で働く美容師や職人の声をものづくりへ反映してきました。
今回のプロジェクトは、PREPPYからaruciへ持ち込んだ「理美容師をはじめ、格好いいものづくりを行うアルチザンのために、究極のコートをつくりたい」という発想から始まりました。
ヴィンテージのマキニョンコートをそのまま再現するのではなく、現代の仕事着として美しく、無理なく着られるバランスを追求。さらに、毛が入り込みにくく、付着物を拭き取りやすいレザーの性質を生かし、サロンワークにふさわしい実用性を加えています。
歴史あるワークウエアに、職人の技術と希少な素材、理美容師のための機能を注ぎ込んだ「アルチザンコート」。
CLUB PREPPYとCLUB Lightningだけで手に入る、特別な1着です。
SIZE/SPEC
商品名
茶芯アルチザンコート
別注
Men’s PREPPY/CLUB PREPPY
制作
aruci
サイズ
Mサイズ
肩幅481mm/袖丈572mm/身幅603mm/着丈951mm/重量1.55kg
Lサイズ
肩幅495mm/袖丈610mm/身幅637mm/着丈972mm/重量1.65kg
カラー
NOIR(ノワール)
素材
表地:フランス産カーフレザー
裏地:キュプラ
レザー
ANNONAY(アノネイ)社製ボックスカーフ
クロムなめし/茶芯仕様
革厚:約1.0mm
ディテール
・水牛角ボタン
・カットオフ仕様
・総裏仕立て
・ボタンホール内部に伸び止め芯材を使用
・内装にアノネイ社のロゴ入り
メンテナンス
水や湿気を避けて保管してください。
毛やほこりが付着した場合は、柔らかなブラシや乾いた布で取り除いてください。
基本的にクリーム類を使用する必要はありません。
販売先
CLUB PREPPY/CLUB Lightning

